振り返り:縁の下の手しごと商店Vol.5中野

振り返る。

2023年3月10日(金)~12日(日)

中野、薬師あいろーど商店街の小さな一軒家で5回目の手しごと商店がオープンした。


さかのぼること1日

運営や現地売り子スタッフは、前日である3月9日(木)から入店していた。

さすがに同イベントスペースでの開催が5回目ということもあり、「いつもの形」にするのに時間はかからなかった。

なんなら、今までの動き方よりも良い方法が見つかったりして、同会場継続開催のメリットをひしひしと感じた。


全体を通しての大きな問題は4つ発生した。多すぎる。

1つ目は一番大きな問題でこちらではコントロールできなく、できることがあるとすれば、準備日のチェックをより厳しくすることなのだが、正直言って毎度似たような問題が発生しており、モグラたたきのように対処していくほかないと考えている。

コチラをふさげばアチラから。アチラをふさげばコチラから。


2つ目の問題はヒューマンエラーである。これは仕組みを整備することで必ず改善する問題でもあるので、とにかく急務である。一部の出店者に大きなしわ寄せが出てしまい、申し開きが立たない。個別でのご連絡は完結しているためお名前は伏せるが、こちらでも改めて謝罪したい。

謹んでお詫び申し上げます。

この度は寛大なご配慮を賜り、誠にありがとうございます。


3つ目は乱暴な言い方になるが「自己責任」の部分。そして近接する「他出店者への配慮」の部分。前者は作家個人で完結するが、後者は運営との連携が必要で、今後の継続開催にもかかわってくる。

縁の下の手しごと商店は、作家が「どうしたいか?」をできる限り実現したいと考えている。

前提として、「売ること」ではなく「つくること」最優先な作家が集まっているため、ここが揺らぐようであれば個別に対応していかなければならないと考えている。

この問題に関しては以下記事を参照願いたい。

eコマースについて

eコマースについての一覧。縁の下の手しごと商店においての店内撮影について - 縁の下の手しごと商店開催中の、店内撮影についてご案内します。※AI翻訳を使用しています。手しごと商店は【ライブコマース/eコマース禁止】です。Live commerce (e-commerce) is prohibited for this event.禁止現場網道直播代購。写真撮影については、出店者によって可否が異なります。出店者や現地運営スタッフに許可を取ってください。Please refrain from taking pictures in the venue.未経許可,不允許在店内拍照。動画撮影については、原則禁止です。出店者やその関係者が広報活動の一環として行っている場合があります。Video recording is not available.Only stall holders and their families are allowed to take videos.只有摊主和他们的家人被允许拍摄视频。手しごと商店は、作品を売っている場でもありますがまず、発表の場です。ささやかで、ゆるやかなつながりの場です。広く、多く、エンドユーザーへとどけるお仕事をされている方とはどうしても折り合いのつけづらいところがございます。どうぞご理解ください。次回開催について【 縁の下の手しごと商店vol.5 】テーマ:春を迎えに期間:2023年 3月10日(金)~12日(日) 予定時間:11:00~20:00入場料:無料場所:東京都中野区新井1-7-2 レンタルスペースIL REGALO「中野駅」北口より徒歩約6分※中野ブロードウェイを抜け、目の前の信号を渡る※右手に進み、赤色で「薬師」と大きく書かれた銀の門をくぐる※薬師あいろーど商店街入ってすぐ右手、駒形不動産のお隣です▼過去の様子#縁の下の手しごと商店【 同時開催:縁の下の蚤の市 】出店者や出店者の縁者が大切に使ってきた食器や布製品などが、手しごとの作品たちと一緒に並びます。/////////////////////////////▼参加にご興味がある方へ「 募集要項 」(外部リンク)teshigoto.shyoten@gmail.com または 公式InstagramのDMまでご一報ください※開催期間中は店舗内に出店相談コーナーを設

縁の下の手しごと商店

結果的に、動画撮影や配信こそ遠慮いただいたものの、作品を長時間手に取り占有しつつ、スマートフォンを使用し外部へリアルタイムで連絡を取りながら「仕入れ」を行う方が目立ってしまった。

「仕入れ」が悪いわけではない。「大量仕入れ」や「高額転売」が困るのだ。

仕入れについては、それをしてもいいかどうかは作家の「どうしたいか?」に関わってくるので、縁の下の手しごと商店としては現状規制しない。

仕入れをお仕事とする方々と今回コミュニケーションをしてみて、「人による」と感じたので規制は難しいと判断した。

人によるとはどういうことかというと、

・出前屋のように指定された商品を仕入れ、対価のことだけを考えている人

→こちらが作家の紹介や作品を制作する上でのこだわりを説明しようとしても不要だと断り、スーパーの商品を買うかのように動く。

・自分が気に入った商品もっとたくさんの人に紹介したい/自分の店や会社のために仕入れたい人

→楽しそうに、しかし真剣に「仕事をしている」。つくる人あっての仕事と理解しているため、こちらとの交渉事にも積極的に応じる。勤めの経験がある人なら好印象を受けるだろう。

彼らは外見だけで判断することはできず、もちろん排除することもできない。

どういう人に買ってもらいたいか?は作家ごとに違うため、今後は事前にうかがわなければいけない場面が出てくると思う。


縁の下の手しごと商店では、動画配信や撮影をしながらの販売代行は今後とも禁止に。

高額転売を前提とした仕入れも禁止に。

大量仕入れに関しては作家ごとに業者と交渉してもらい、運営は関与しない。

現実的な個数の仕入れや代行に関しては、事前に作家に意向をうかがうという形をとっていく。

テコ入れが必要であれば随時行う。


4つ目。

これも運営もとい代表次第なので、本当に申し訳ないところ。この問題は搬入日に集中しており、しかし目に見えて改善してきては、いる。つまり、搬入日に代表が仕事を抱えすぎていると指揮系統がマヒするため…そういうことだ。

少しでも「これは当日でも間に合うか」があると、例えば今回1つ目の問題の対処が後手に回ったのは4つ目が発生したからに他ならない。

すべてが繋がっているので、とにかく代表は常に少し余裕があり動き回れる状態でなければいけない。

猛省。


さて、ここまでみっちりと詰まった4日間は過去開催にはなかった。

これが、COVID-19がなかったことになる日常の始まりだ。

毎開催「前回はこうじゃなかった」ばかりだが、今回は特にそうだった。

次回もきっとそうだろう。


次回開催は11月予定。

次はどこでお会いできるだろうか。

それでは、引き続きよろしくお願いいたします。

オーノアヤコ



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▼参加にご興味がある方へ

「 募集要項 」(外部リンク)

teshigoto.shyoten@gmail.com または 公式InstagramのDMまでご一報ください

※開催期間中は店舗内に出店相談コーナーを設けております

※vol.6開催は2023年秋季を予定しています

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縁の下の手しごと商店

ヒトとヒトがつながり ヒトとモノが出会い ヒトとヒトがコトを成す 手しごとを大切にする作家たちが集まって 2020年から、東京/中野の地で年2回開催 3日間限定で現れる小さなお店です